京都旅行2009 2日目
京都旅行2009 2日目の今日は、嵯峨野嵐山方面を中心に周ってきました。一番の目標は、一昨年に初めて行ったときに事前の予約が必要だと知らずに参拝できず悔しい思いをした「西芳寺」です。
朝7時30分にホテルを出て近所のファミレスでモーニングセットを食べてから、自転車で一路嵐山を目指します。ガイドブックの地図で見ると近い感じですが、京都駅からは10数キロはあるでしょうか、なかなか良いサイクリングになりました。
9時頃に嵐山に到着し、まずは「祇王寺」に向かいました。「祇王寺」は平清盛の愛人だった「祇王」が隠棲した寺院だということです。苔むして人気のない境内はひっそりとして、物寂しさに満ち溢れています。
「祇王寺」の次は、すぐ近くの「二尊院」に向かいました。「二尊院」は小倉山の麓に位置する寺院で、「小倉百人一首」の選定が行われたところであるとともに、小倉餡が考案された地なのだそうです。最近『ちはやふる』にはまっているので、感慨深かったです。
をくらやま みねのもみちは こころあらは いまひとたひの みゆきまたなむ
「二尊院」の後は、またまたすぐ近くの「落柿舎」(らくししゃ)に向かいました。「落柿舎」は松尾芭蕉が『嵯峨日記』を書いた庵なのだそうです。残念ながら拝観はできませんでしたが、外から観た感じはまさにわびしさそのものという感じです。名前のとおり門前には大きな柿の木が植わっていました。まだ実は青いものばかりでしたが、晩秋に訪れたらとても趣がありそうです。
「落柿舎」を後にして、近所の「常寂光寺」に向かいました。「常寂光寺」は山麓に沿って色々な建物が配置されている感じで、一番上からは嵯峨野を一望できる景観が素晴らしかったです。とはいえ、今日の京都は最高気温31度ということで、一番上までは半ば山登りという感じで、汗だくになってしまいました。暑さ寒さも彼岸までというのは、京都には当てはまらないのでしょうか……。
「常寂光寺」の後は、亀山公園を経由して「宝厳院」に向かいました。亀山公園の展望台からは桂川と嵐山の渓谷が一望できました。「宝厳院」は散った萩の花びらが鮮やかで、そこにシシオドシの音が響くのが素敵でした。
「宝厳院」の後は、「渡月橋」のたもとのカフェ「cafe de salan」で京野菜のビネガーパスタの軽めの昼食をとってから、「松尾大社」に向かいました。「松尾大社」はお酒の神社ということで有名なところだそうで、境内に色々なお酒の一斗樽が積み上げられているのが面白かったです。
「松尾大社」の後は、本日のメインイベント「西芳寺」に向かいました。事前にハガキで参拝申込が必要なのですが、受付完了のハガキには「13時にお越しください」と書いてあったので時間通りに行ったのですが、多くの参拝客はもっと前から来ていたみたいで、僕が行ったときには本堂は既に6割方埋まっていて、皆黙々と般若心経を写経していたのでした……。小学校と大学時代に書道は少しかじっていましたが、写経をした経験はなかったので、事前に何回か練習していました。練習では、全部写経するのに大体2時間くらいかかったのですが、周りの人を見ていると、物凄い勢いで書いていまして、いつもどおりのんびり写経していると一番最後になってしまいそうでしたので、途中からとめもはらいもはねもいい加減にしてどんどん書き上げていって、結局1時間くらいで写経し終わりました。それでも最後から数えて5番目くらいでした……。「西芳寺」は苔寺という愛称のとおり、庭園はさまざまな苔で覆われていて、そのなかに枯山水があったりして、多くの様相で楽しませてくれます。
「西芳寺」を後にして、近くの「月読神社」に向かいました。ここはガイドブックには紹介されていない小さな神社でしたが、小さいながらも格式のある社殿でした。個人的には、太陽神よりも、月の静かな優しさ、柔らかさのほうが好もしく思います。
「月読神社」の後は一旦「渡月橋」まで戻って、三条通を東に進み、「広隆寺」に向かいました。「広隆寺」には一昨年にも訪れていましたが、国宝「弥勒菩薩半跏思惟像」をもう一度観たくて再訪しました。この像の美しさはまさに筆舌に尽くしがたいところで、思わず身震いしてしまう気品と威厳に満ちています。惜しむらくは展示位置がちょっと遠いことで、もうちょっと近くでじっくり眺めさせてもらいたいものです。
以上で、京都旅行2009 2日目の観光は終了して、夜は「味禅」という有名なお蕎麦屋さんに行きました。辛味大根の冷やしおろし蕎麦が美味でした。最終日の明日は、哲学の道、祇園、清水の辺りを回ろうと思っています。
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